カロリー制限しているのに痩せない?考えられる9つの本当の理由
カロリー収支のマイナスを維持しているのに体重が減らない原因とは?むくみや記録漏れ、消費カロリーの過大評価など、ダイエット・減量が進まない9つの理由を詳しく解説します。
著者 Ayoub Farid · · 5 分で読めます

確実にカロリー収支のマイナス(カロリー不足)を作っているはずなのに、体重計の数値がピクリとも動かない——。そんなときは、これから紹介する理由のどれかが当てはまっていることがほとんどです。順番にチェックしてみましょう。
1. まだ十分な期間が経っていない
体脂肪が減っていても、体内の水分によって1〜3週間ほど変化が覆い隠されてしまうことがあります。数日単位の一喜一憂ではなく、3〜4週間の週平均体重で判断するようにしましょう。
2. 水分によるむくみが脂肪の減少を隠している
塩分の多い食事、激しい筋トレ、ストレス、睡眠不足、女性ホルモンの周期(生理前など)によって、1〜2kgほど水分量が増えることがあります。詳しくは水分の重さ(むくみ)についての記事をご覧ください。
3. 食事の量を過小評価している
自己申告の食事記録に関する研究では、多くの人が食べた量を実際より少なく見積もってしまうことが繰り返し示されています。特にバターやスプレッド類、ナッツ、チーズ、ご飯、パスタなどは要注意です。感覚を修正するために、よく食べる主食などを1週間だけでもキッチンスケールで計量してみましょう。
4. 調理油やドレッシング、飲み物が抜けている
大さじ1杯の油は約120 kcalあります。カフェラテなら200 kcal、ワイン2杯なら約250 kcalほどになります。これらは写真や記憶から抜け落ちがちです。詳しくはコーヒー飲料のカロリーをご覧ください。
5. 週末の食べ過ぎが平日の成果を帳消しにしている
平日に毎日400 kcalのマイナスを作っても(5日間でマイナス2,000 kcal)、週末の2日間でそれぞれ1,000 kcalオーバーしてしまうと、せっかくの努力が完全にリセットされてしまいます。詳しくは週末の過食をご覧ください。
6. 運動で消費したカロリーを食べ戻しすぎている
スマートウォッチなどのフィットネストラッカーは、消費カロリーを多めに測定してしまう傾向があります。表示された消費カロリー分をそのまま食事で食べてしまうと、せっかくのカロリー不足が消えてしまいます。
7. 1日の総消費カロリー(TDEE)が高く見積もられている
活動レベルの判定はあくまで目安です。自分では「中程度の活動」と思っていても、実際は「軽い活動」レベルだった場合、目標摂取カロリーの設定が200〜300 kcalほど高すぎることになります。詳しくはTDEEの解説をご覧ください。
8. 体重が落ちたことで、必要なカロリーが減った
体重85kgのときに効果的だった摂取カロリー目標も、78kgまで落ちると現状維持カロリーになっている可能性があります。基礎代謝(BMR)や体重の変化に合わせて、定期的に再計算しましょう。
9. 身体や健康面の影響
特定の薬の服用や甲状腺機能低下症などの疾患は、体重の増減に影響を与えることがあります。上記の理由をすべて確認して問題がなさそうな場合は、かかりつけの医師に相談してみてください。
これからやるべきこと
- 調理油や飲み物も含め、すべての口にしたものを2週間記録する。
- 普段よく食べる食材の重さを実際に量る。
- 週末も平日と同じようにしっかり記録する。
- 目標カロリーを100〜200 kcal減らし、普段の歩数を少し増やす。
- 3〜4週間後に改めて変化を確認する。
正確に記録を続けましょう
Nutoraを使えば、週末の食事や飲み物も含めて毎食の写真を撮るだけで素早く記録できるため、カロリーの記録漏れを簡単に防げます。あわせて読みたい記事:ダイエットの停滞期を乗り越える方法、よくあるカロリー計算の失敗。
よくある質問
カロリー不足にしているはずなのに、なぜ体重が増えるのですか?
短期間の体重増加は、ほとんどの場合が水分の蓄積(むくみ)によるものです。もし何週間も増加が続いているのであれば、実際の摂取カロリーが思っているより多い可能性が高いです。
カロリー不足の状態でも体重が落ちないことはありますか?
長期間にわたって落ちないということはありません。本当にカロリー収支がマイナスになっていれば、一時的に水分の変動で隠れることがあっても、数週間のスパンで見れば必ず体重は右肩下がりに減少します。
食べる量が少なすぎると痩せなくなりますか?
摂取カロリーが極端に少ないからといって体脂肪の減少が止まることはありません。ただし、強い空腹から後で過食につながりやすくなり、結果として痩せなくなる原因にはなります。
摂取カロリーを見直すまで、どのくらい期間を空けるべきですか?
まずは正確な記録を3〜4週間継続してから、調整が必要かどうかを判断するのがおすすめです。
写真で記録しよう
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